◆JERA セ・リーグ 阪神0―1中日(25日・倉敷)
阪神・森下翔太外野手が先輩左腕を打ち砕いた。4回先頭、中日先発・小笠原の3球目を振り抜き、ライナー性の打球はジャンプした二塁手・田中のわずか上を超えた。
東海大相模の先輩から18日の日本ハム戦(甲子園)以来の快音を響かせ「変化球をセンター方向にはじけたのはよかった」と手応え。19日の全体練習では、岡田監督からグラウンドでの公開指導を受けた。22日のDeNA戦(甲子園)では出場機会すら与えられなかった悔しさを、自身のバットで晴らしてみせた。ここ5戦は2割1分1厘とバットは湿っているが「ヒットは出たので次に向けてやりたい」と前だけを向いた。