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【中日】板山祐太郎が古巣相手に決勝打「忘れられない日になった」チームは今季13度目完封勝利で単独5位

スポーツ報知 2024年6月26日 5時0分

◆JERAセ・リーグ 阪神0―1中日(25日・倉敷)

 新加入の板山が2試合連続適時打となる決勝打で、チームを2連勝に導いた。古巣・阪神を攻略。「忘れられない日になった」と充実感をにじませた。

 0―0の8回2死三塁。才木の134キロのスライダーを引っ張った。打球が一、二塁間を抜ける右前適時打に「甘い球がこない中で、反応で打った」とうなずいた。第2、3打席でも中前打を放ち、今季10度のスタメンで3度目の猛打賞をマークした。

 阪神戦2試合で7打数5安打の“虎キラー”ぶり。これまで味方だった大歓声に「のみ込まれるような感覚がした」と笑ったが、黄色に染まる見慣れた景色と迫力の応援に奮起。「阪神で結果を残せなかったのは申し訳ないけど、今は感謝の気持ち」と新天地での雄姿を届けた。

 チームは今季13度目の完封勝利で単独5位。16年のフレッシュオールスターで本塁打を放った好相性の倉敷で、「竜の板山」が輝いた。(森下 知玲)

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