◆米大リーグ ホワイトソックス―ドジャース(25日、米イリノイ州シカゴ=ギャランティードレートフィールド)
ドジャース・大谷翔平投手(29)が25日(日本時間26日)、敵地・ホワイトソックス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、プレーボール直後の1回表先頭の1打席目に、今季2発目の先頭打者本塁打となる24号先制ソロを放った。
プレーボール直後、カウント2―2からの5球目だった。外角の72・9マイル(約117・3キロ)カーブを捉えると、右翼手が目いっぱい手を伸ばしてグラブにかすりながら、フェンスを越えていった。半信半疑だった大谷は一塁ベースを踏み忘れたと勘違いしたのか、二塁ベースに近づいたところで一度一塁ベースまで戻って踏み直す珍しいシーンも見られた。打球速度は93・8マイル(約151・0キロ)、飛距離は376フィート(約115メートル)だった。
これで9試合連続打点となった大谷。これまでの日本人最長は松井秀喜氏の6試合が最長だったが、連日更新している記録を塗り替えた。さらに、ドジャース最長記録にも1955年のロイ・キャンパネラに並ぶ5度目で69年ぶりに並んだ。