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「もちろん投げたい」巨人の前橋出身23歳が27日快投で地元凱旋登板に意欲

スポーツ報知 2024年6月27日 5時45分

 快投で横浜経由前橋行きの凱旋登板切符をつかむ。巨人・井上温大投手(23)が26日、先発する27日のDeNA戦(横浜)へ向けてG球場で調整。翌週の7月3日には地元・前橋での中日戦があり、そこへの意欲とともに、まずは眼前の登板に全てを注ぐ思いを口にした。

 「もちろん(地元で)投げたい。でも、まずは目の前の試合を抑えて。(山崎)伊織さんも言っていた通り、(交流戦明けの)最初が大事。最初でいいイメージを持ってもらえるように投げていきたいです」

 交流戦では約2年ぶりの白星を挙げるなど3登板で2勝1敗、防御率2・20と殻を破った。牧や宮崎、佐野を警戒し、「そこをしっかり抑えることで、ゼロに抑える確率も上がる」。好投の先にある地元での一戦は中5日となるだけに流動的な部分もあるが、27日の内容次第で可能性はある。

 横浜での先発に向け、前日25日の投球練習は屋外で行うなど丁寧に準備してきた。「その日調子がいい球や、相手が打ちにくそうにしている球を選んで打ち取っていければ」。ローテの椅子を守り続けるためにも、文句のない内容と結果を残す。(田中 哲)

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