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大谷翔平、球団新記録も周囲に感謝「走者がいる状況が多い」 2試合続けて先頭打者弾の25号で10戦連続打点

スポーツ報知 2024年6月27日 11時49分

◆米大リーグ ホワイトソックス0―4ドジャース(26日、米イリノイ州シカゴ=ギャランティードレートフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が26日(日本時間27日)、敵地・ホワイトソックス戦に「1番・指名打者」でフル出場し、2試合連続の先頭打者本塁打となる25号先制ソロを放つなど、2打数1安打1打点、2四球でチームを4連勝に導いた。10試合連続打点は打点が公式記録になった1920年以降、105年の歴史の中で球団史上初の快挙となった。

 試合開始直後の第1打席だった。フルカウントからの6球目。昨年韓国リーグNCで20勝を挙げて最多勝&MVPに輝いた先発右腕・フェディーの甘く入った90・9マイル(約146・3キロ)カットボールをはじき返すと、右中間席中段へ一直線だった。打球速度は113・9マイル(約183・3キロ)、打球角度26度、飛距離437フィート(約133メートル)という文句なしの一発。本塁打王争いでリーグ2位のオズナ(ブレーブス)に4本差をつける独走の25号は、ちょうど今季100安打目。ドジャース新記録となる10試合連続打点にもなった。25本塁打と打率3割2分2厘はリーグトップを守り、61打点もリーグトップに3差と3冠王も見えてきた。

 試合後、日米メディアの取材に応じた大谷は10試合連続打点について「ランナーがいる状況が多いですし、自分自身のアットバットを継続していくのをまず一番に考えているので。その結果、打点がついてきているのかなと思います」と周囲に感謝。「シンプルにストライクを振るというのが一番のポイントだと思うので、そこさえできていればある程度はいいスイング、いい構えができている証拠じゃないかなと思います」と好調の要因を分析した。

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