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【巨人】8回に岡本和真が起死回生の同点弾も…痛恨のサヨナラ負けで3連勝ならず

スポーツ報知 2024年6月27日 21時35分

◆JERA セ・リーグ DeNA5x―4巨人=延長10回=(27日・横浜)

 巨人がサヨナラ負けで3連勝を逃した。3点を追う8回に岡本和真内野手の13号2ランで同点に追いついたが、延長10回にケラー投手がDeNA・宮崎敏郎内野手に6号サヨナラ本塁打を許し力尽きた。

 先制したのは巨人だった。2回に先頭の大城卓三捕手が右越え2号ソロ。「(打ったのは)スライダーです。入ってきた甘い球をコンパクトに振り抜けました。先制点が取れて良かったです」。3試合連続「5番・一塁」スタメンという阿部慎之助監督の期待に応えた一発で、まずは1点のリードを奪った。

 しかし、井上が3回1死、桑原に同点ソロを被弾。4回には1死一塁から、高めに浮いた変化球を佐野にとらえられ勝ち越し2ランを浴びた。「先制してくれたのに、守り切れず非常に悔しいです。今日の事をしっかり反省して次に繋げていきたいです」。井上は5回の攻撃で代打を送られた。ストレートに力はあったが、要所での失投が響き4回5安打3失点で悔しい降板となった。

 5回からは2番手・赤星が登板したが、2死二塁からオースティンに適時二塁打を浴び、リードを3点に広げられた。

 敗戦ムードが濃厚な8回、ジャイアンツ打線がようやくつながった。1ー4で迎えた8回、先頭の吉川尚輝内野手が左翼線二塁打。続くヘルナンデス外野手が鮮やかな中前安打を放った。これをセンターの桑原がファンブルする間に、吉川が三塁をまわったホームイン。さらに岡本和真内野手が、左翼席上段へ豪快な13号2ラン。「素直に嬉しいです。チャンスだったので食らいついていこうと思っていました。同点に追いつくことが出来て良かったです」4番で通算200号というメモリアルなアーチで、試合を振り出しに戻した。

 しかし、巨人は9回の好機にあと1本が出ず、最後は延長10回にケラーがサヨナラ本塁打を浴び悔しいサヨナラ負けを喫した。

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