◆ＪＥＲＡセ・リーグ 広島―ヤクルト（２７日・マツダスタジアム）
広島のアドゥワ誠投手が、今季最長の７回途中で自責０も、失策が絡んだ３失点で６勝目を逃した。
初回１死から連打で一、三塁のピンチ。村上の高い飛球を、遊撃・小園が落球して先取点を奪われた。試合開始前から雨が舞う悪コンディションの中で守備の乱れがあったが、その後は踏ん張った。
２回以降は６回まで追加点を与えず。１点リードで迎えた７回は１死から、今度は名手・菊池がまさかの“トンネル”。続くオスナに中前打を浴び、１死一、二塁から松本直に適時二塁打を浴びたところで降板。２番手・塹江が、代打・山田の犠飛で勝ち越しを許した。
今季から先発に再転向した右腕。７回のマウンドに上がったのは、１９年８月６日のＤｅＮＡ戦（マツダ）以来５年ぶりだったが、白星で飾ることはできなかった。開幕から７戦５勝（１敗）の後は、これで４戦白星なしとなった。