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【巨人】77日ぶり「2番・尚輝」から8回に3点奪い同点…今季初の1番・丸→2番・吉川は機能したのか

スポーツ報知 2024年6月27日 23時8分

◆JERA セ・リーグ DeNA5x―4巨人=延長10回=(27日・横浜)

 77日ぶりに「2番」でスタメン出場した巨人・吉川尚輝内野手が2本の二塁打に1犠打と、悔しいサヨナラ負けの中で結果を残した。

 初回、先頭の丸佳浩外野手が投手への内野安打で出塁すると、続く吉川は引っ張って二ゴロ。凡退となったが、結果的に丸を二塁へ進める進塁打となった。

 3回も先頭の丸が安打で出塁すると、セーフティーで自分も生きようとするバントを転がしたが、間一髪のタイミングで一塁はアウトに(結果は犠打)。いずれも得点には結びつかなかったが、得点圏にランナーを進める「つなぎ」の役割を果たした。

 5回は2死から右中間への二塁打(続くヘルナンデスが倒れ無得点)。8回は先頭で左翼線へ二塁打を放ち、ヘルナンデスの中前安打で生還。直後に岡本和真内野手の同点2ランが飛び出した。

 同点の9回2死二塁では、惜しくも中飛に倒れたが、意外にも今季初となった「1番・丸」→「2番・尚輝」の新打順は、十分に機能したといえるだろう。3番に新助っ人の好調ヘルナンデス、4番に復調気配の岡本。5番にこの夜2号先制ソロを放った大城の前に、いかにチャンスをつくり得点につなげることができるのか。首位・広島との3連戦を前に、ジャイアンツ打線がようやく「線」になる兆しを見せた。

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