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今永昇太が米1年目でのオールスター出場に意欲も「それは二番目の目標」 チーム最多7勝で有力候補

スポーツ報知 2024年6月28日 8時59分

◆米大リーグ ジャイアンツ3―5カブス=延長10回=(27日、米カリフォルニア州サンフランシスコ=オラクルパーク)

 カブス・今永昇太投手(30)が27日(日本時間28日)、敵地・ジャイアンツ戦に先発し、メジャー移籍後最速となる94・6マイル(約152・2キロ)も計測するなど、6回で93球を投げて5安打3失点、3奪三振と好投を見せたが、勝敗はつかず8勝目(2敗)は逃した。チームは延長10回の接戦を制して連敗を「4」で止めた。

 メジャー1年目の左腕は、ここまで15登板で7勝2敗、防御率3・07。チームトップタイの白星を挙げている。7月16日(同17日)にレンジャーズの本拠地・テキサス州アーリントンで行われるオールスターゲームに選出される可能性も高まっている。だが、デビューから9登板で7失点だったが、その後の6登板では28失点。今永は自分自身を冷静に見つめ「ここ数試合を除いたときに目指したいなと思ったんですけど、ここ数試合の成績を見ればそこに値する選手かどうかというのは、自分としてはまだ分からない。これから先の数試合でオールスターに値する選手になることがカブスの成績にとっても大事だと思うので、そこを目指して頑張りたいです」と静かに意欲を示した。

 メジャーのオールスターは年間1試合しか行われず、30球団からスター選手ばかりが集まる祭典とあって今永は「それが手に届くところにあるのであれば目指さなければ一生にあるかないかかもしれない。もちろんこれから先も出られるような成績を収めることが一番ですけど、チャンスがあるならつかんだ方がいいと思う。それは二番目の目標。一番はカブスが勝つ投球をしていればおそらく近づいてくると思うので、そこ(球宴出場)を一番にしないようにというのは気を付けていますね」と話していた。

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