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「夏の仮想・箱根駅伝」男鹿駅伝に青学大、東洋大、中大などが参戦 29日号砲

スポーツ報知 2024年6月28日 16時39分

 起伏の激しいコースで争われ「夏の仮想・箱根駅伝」と呼ばれる全国男鹿駅伝・大学大会が29日、秋田・男鹿市男鹿総合運動公園発着の7区間66・2キロで行われる。今年1月の第100回箱根駅伝で2年ぶり7度目の優勝を果たした青学大、同4位の東洋大、同13位の中大などが出場する。

 昨年大会優勝の青学大は、最長の1区(14・9キロ)に今年の箱根駅伝5区2位の若林宏樹(4年)、6区(9・9キロ)に昨年11月の全日本大学駅伝8区3位の田中悠登主将(4年)ら3大駅伝経験者の主力が出場。期待の新戦力として、上り激坂の4区(3・8キロ)に中村海斗(2年)、5区(8・2キロ)に若林宏樹の弟の良樹(1年)らが出場する。原晋監督(57)は「昨年の男鹿駅伝の優勝が箱根駅伝のV奪回につながった。今回、2チーム出場予定が1チームだけになりましたが、今年も勝ちきってほしい」と期待を込めて話した。

 東洋大は、23日の全日本大学駅伝関東選考会1万メートル第2組でトップを取った網本佳悟(3年)が中5日で最終7区(10・1キロ)に出場。今年の箱根駅伝10区区間賞の岸本遼太郎(3年)も同選考会から中5日で3区(7・5キロ)を走る。5月の関東学生対校1部ハーフマラソンで4位と健闘した薄根大河(2年)は主要区間の2区(11・8キロ)に登録された。酒井俊幸監督(48)は「青学大や中大と勝負したい。ここで駅伝力が試されます」と表情を引き締めて話した。

 今年の箱根駅伝13位から巻き返しを図る中大は、箱根駅伝に1年5区6位、2年5区3位、3年8区22位と3年連続で出場している主力の阿部陽樹(4年)が6区(9・9キロ)に登録された。

 昨年10月の箱根駅伝予選会でまさかの敗戦を喫した東京国際大は、1年時に出雲駅伝の優勝メンバーとなった白井勇佑(4年)が3区(7・5キロ)に出場する。主将の楠木悠人(4年)、副将の木村海斗(4年)ら上級生(3、4年)だけの主軸で参戦。2年ぶりの箱根路復帰に向けて、男鹿のタフな戦いに臨む。

 レースは29日午前8時50分にスタートする。

 男鹿駅伝は一般(7区間66・2キロ)、高校男子(7区間49・5キロ)、高校女子(5区間21・3キロ)の大会も行われる。

 男鹿駅伝大学大会の主な出場校のメンバーは以下の通り。

 ▽青学大

 1区(14・9キロ)若林宏樹(4年)

 2区(11・8キロ)皆渡星七(3年)

 3区(7・5キロ) 本間創(2年)

 4区(3・8キロ) 中村海斗(2年)

 5区(8・2キロ) 若林良樹(1年)

 6区(9・9キロ) 田中悠登(4年)

 7区(10・1キロ)浜川舜斗(2年)

 ▽東洋大

 1区(14・9キロ)久保田琉月(2年)

 2区(11・8キロ)薄根大河(2年)

 3区(7・5キロ) 岸本遼太郎(3年)

 4区(3・8キロ) 倉本晃羽(2年)

 5区(8・2キロ) 高橋康之介(2年)

 6区(9・9キロ) 稲葉夢斗(3年)

 7区(10・1キロ)網本佳悟(3年)

 ▽中大

 1区(14・9キロ)本間颯(2年)

 2区(11・8キロ)佐藤大介(1年)

 3区(7・5キロ) 山平怜生(4年)

 4区(3・8キロ) 田原琥太郎(1年)

 5区(8・2キロ) 佐藤宏亮(3年)

 6区(9・9キロ) 阿部陽樹(4年)

 7区(10・1キロ)原田望睦(1年)

 ▽東京国際大

 1区(14・9キロ)木村海斗(4年)

 2区(11・8キロ)菅野裕二郎(3年)

 3区(7・5キロ) 白井勇佑(4年)

 4区(3・8キロ) 楠木悠人(4年)

 5区(8・2キロ) 冨永昌輝(4年)

 6区(9・9キロ) 大林洸己(4年)

 7区(10・1キロ)川内琉生(3年)

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