◆ＪＥＲＡセ・リーグ 巨人―広島（２８日・東京ドーム）
西武からトレード加入した巨人・若林楽人外野手が２８日、移籍後初めて１軍に昇格した。フリー打撃で快音を響かせた２６歳は、「自分のできることを全力でやりたい」と意気込んだ。
若林は２４日に加入が発表され、２６日から２試合連続イースタン・リーグに出場。２７日の日本ハム戦（鎌ケ谷）では「１番・左翼」で出場し４打数無安打だったが、左翼守備を無難にこなしていた。本職は外野だが、阿部監督には内野も挑戦したい意向も伝えており、「どこで使われてもいいように準備をしていきたい」と頼もしく語った。
５０メートル５秒８の足に加えてパンチ力も持つ男が、チームに新風を吹き込む。