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井上拓真が兄・尚弥のフェザー級転級へ「自分は通用すると思っている」と太鼓判

スポーツ報知 2024年6月28日 18時17分

 プロボクシングのWBA世界バンタム級(53・5キロ以下)世界王者の井上拓真(大橋)が28日、都内で取材に応じた。この日は、兄で世界4団体スーパーバンタム級(55・3キロ以下)統一王者の尚弥(大橋)とともに、WOWOWで来月15日、午後9時から放送、配信される「井上尚弥・井上拓真出演!エキサイトマッチ SP 『「井上尚弥 vs ネリ』『井上拓真 vs 石田匠』」のスペシャルゲストとして、収録に参加。5月6日に東京ドームで行われた石田匠(井岡)との一戦を改めて振り返った。

 番組では、初めて共演した兄の尚弥から「全体的によかったと思う。こういう勝ち方ができたのは成長でもある」と落ち着いて完勝したことを評価された。その兄はフェザー級(57・1キロ以下)への転級を望む声がファンから高まっており、「フェザー級の体ができれば、自分は通用すると思っている」と階級を上げても勝てると太鼓判を押した。

 自身の今後の展望については改めて、史上初となる兄弟での4団体統一を目指すことを明言。期待されているWBC王者の中谷潤人(M・T)との対戦については「お互い勝ち進めば。(試合が)決まれば楽しみ」と語った。

 2月に初防衛戦を行った後、約2か月という短いスパンで2度目の防衛戦を行ったため、次戦は少し期間を置く。尚弥は9月に都内で防衛戦を行う予定だが、この興行には参戦せず、じっくり練習を積む予定だ。統一戦か防衛戦どちらになるかは未定だが、「年内にはやると思います」とした。

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