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井岡一翔と七夕決戦 マルティネスが1日遅れで来日「KOしたい」…スーパーフライ級王座統一戦

スポーツ報知 2024年6月28日 21時11分

 ◆プロボクシング WBA、IBF世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)王座統一戦12回戦 WBA王者・井岡一翔―IBF王者フェルナンド・マルティネス(7月7日、東京・両国国技館)

 IBF世界スーパーフライ級王者のフェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)が28日、米ロサンゼルスから来日した。当初は27日に来日予定だったが、米マイアミ国際空港での航空機機材トラブルのため、1日遅れでの来日となった。 マイアミからダラスを経由し日本へ向かう予定だったが、急きょマイアミからロサンゼルスに向かい、1泊した後、ロサンゼルス国際空港から日本に向かうルートに変更した。思わぬアクシデントにも「エクセレントな練習をしてきたのでとても体調は万全です」と空港で笑顔を見せた。

 米ラスベガスで20日間の合宿を行い、「良い練習ができたので良い調整ができている。最後に強いスパーリングをしたので、今週は体重調整だけ」と試合に向け、万全であることを強調した。

 米国滞在中には元ヘビー級統一王者のマイク・タイソン(米国)と対面を果たし、17日(日本時間18日)にはWBA世界ライト級(61・2キロ以下)タイトルマッチを観戦。憧れの王者ジャーボンテイ・デービス(米国)がフランク・マーティン(米国)に8回TKO勝ちし、「フックがすごい。強かった。そして速い。バック宙も格好良かった」と大興奮だったという。

 マルティネスは22年2月、ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)から王座を奪取。いまだ無敗で、昨年6月には2度目の防衛を果たしている。約1週間後の井岡との決戦に向け、「衝撃的な試合を見せたいと思います。観客の皆さんが満足してくれるKOをしたいと思います」と堂々と勝利宣言した。

 戦績は35歳の井岡が31勝(16KO)2敗1分け、32歳のマルティネスが16勝(9KO)。

 試合はABEMAで無料生配信される。

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