Infoseek 楽天

浦和のMFソルバッケン 6月末に退団&ローマ復帰へ 移籍期間満了…ケガで長期離脱、出場はわずか5戦

スポーツ報知 2024年6月29日 2時0分

 J1浦和のノルウェー代表MFオラ・ソルバッケン(25)が、今月末でイタリア1部ローマからの期限付き移籍期間満了のため退団し、同クラブに復帰することが28日、分かった。27年6月まで契約を残すローマでは来季構想外とみられ、欧州を中心に移籍先を探す見込みだが、交渉の展開次第では浦和に再び移籍する可能性もある。

 左右のウィングをこなす189センチの長身ドリブラーは今年1月にローマから浦和に加入。だが、1~2月の沖縄キャンプ後に負傷で長期離脱した。リハビリを経て5月22日のルヴァン杯・長崎戦でようやくデビューし、リーグ戦の出場は4試合にとどまっている。

 ヘグモ監督は20日の会見でソルバッケンについて「彼の最も良い姿を、浦和のファンが見ることができればと思う」と7月以降の残留を望んでいた。移籍期間の延長に注目が集まっていたが、わずか半年間でチームを離れることになった。

 浦和では主将の元日本代表DF酒井宏樹がオークランドFC(ニュージーランド)、副主将のDFショルツがアルワクラ(カタール)に移籍する見通しで、MF岩尾憲はJ2徳島への移籍が発表された。近年のチームで主軸を担った3人に続き、負傷復帰してチームにフィットしてきた助っ人ウィンガーもクラブを去ることになる。

 ◆オラ・ソルバッケン 1998年9月7日、ノルウェー出身。25歳。18年に母国のランハイムでプロキャリアをスタート。20年にボーデ・グリムト(ノルウェー)に移籍。23年1月にローマ(イタリア)へ移籍し、同9月にオリンピアコス(ギリシャ)に期限付き移籍。24年1月に浦和へ期限付き移籍。J1通算4戦無得点。ノルウェー代表は21年にデビューし、通算11戦1得点。左利き。189センチ、82キロ。

この記事の関連ニュース