ＭＬＢは２８日（日本時間２９日）、ジャイアンツなどで活躍した殿堂入り選手のオーランド・セペダ氏が８６歳でなくなったと明らかにした。
「チャチャ」「ベビー・ブル」の愛称で親しまれたセペダ氏は通算３７９本塁打、打率２割９分７厘。現役１７シーズンで、オールスターに１１度選出された。１９９９年に殿堂入りした。
１９５８年にメジャーデビューし、リーグ最多３８二塁打などで新人王に満票で選出。６１年には４６本塁打１４２打点で２冠。カージナルス移籍後、６７年にも１１１打点で打点王。同年のワールドシリーズ制覇に貢献し、ナ・リーグＭＶＰに満票選出された。
ジャイアンツでは、先日死去したＷ・メイズ氏とともに活躍した。
ドジャース戦の試合中に死去が明らかになり、ジャイアンツは声明を発表。ニディア夫人は「愛する人たちに囲まれ、好きだった音楽の中、安らかに旅立ちました」とその様子を明かした。