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【広島】新井監督の“直ゲキ”不発で同点に追い付かれるも…菊池涼介が9回V弾!東京Dで今季初勝利

スポーツ報知 2024年6月29日 16時47分

◆JERAセ・リーグ 巨人1―2広島(29日・東京ドーム)

 広島は、菊池涼介内野手の決勝ソロで連敗を逃れた。1―1同点の9回2死、巨人のバルドナードに6号ソロを浴びせた。前日28日には痛恨のサヨナラ負け。チームは東京Dで今季4戦すべて逆転負けの4連敗だったが、5戦目で初勝利となった。

 新井監督の“直ゲキ”は不発に終わったが、勝利は手にした。1―0の8回、この回から登板した島内が2死満塁のピンチを招いた。指揮官はベンチを出て、今季初めて自らマウンドに向かった。だが、直後にヘルナンデスの適時内野安打で同点に追い付かれた。その流れを、背番号33が一振りで消し去った。

 1点リードの9回は前夜サヨナラ被弾の栗林が登板。先頭四球からピンチは招いたが、無失点。リベンジの21セーブ目を手にした。

 先発の大瀬良は7回途中無失点と好投した。1点リードの7回は1死二、三塁のピンチを背負った。連続無失点が球団歴代2位の35イニングで継続中だったが、新井監督は勝利を最優先した采配に踏み切った。109球を投じていた右腕に代わり、塹江を投入。走者一人でも生還させれば無失点記録が途絶える場面だったが、大城卓を一ゴロ。ワンポイントで続いた森浦は、岸田を空振り三振でピンチを切り抜けた。

 大瀬良は、東京Dで直近8戦白星なしの3連敗中だった。18年4月15日の対戦以来6年ぶりの東京D白星はお預けとなったが、球団歴代最長の09年・大竹寛の43イニング連続無失点にも望みをつなぎ、6月は月間防御率0・00で終了。リーグトップの防御率も0・87から0・80となった。

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