◆JERAセ・リーグ ヤクルト6―1阪神(29日・神宮)
ヤクルトは奥川恭伸投手が5回2安打1失点の好投で2021年10月8日阪神戦以来、995日ぶりに本拠地で白星をつかんだ。打線も序盤の好機を生かして3回までに5点を奪うなど10安打で6得点を挙げた。
ヒーローインタビューで奥川の笑みがはじけた。本拠地で久しぶりの勝利。「どんな内容でもチームの勝ちに貢献できるように。相手よりも1点少なくというところを思ってマウンドに上がりました」。序盤から打線の大量援護にも支えられて、5回1失点。有言実行の快投だった。
チームの連敗も4で止めた背番号18は「まだまだ優勝のチャンスはありますし、選手は誰も諦めてないので、これから一つずつ勝って、また優勝できるように、一丸となって頑張りたい」。決意をにじませ、またスタンドから拍手喝采を浴びた。