◆明治安田J3リーグ▽第19節 大宮2―0岩手(29日・NACK)
J3大宮がホームで岩手を2―0で下して2連勝を飾り、リーグ前半戦を首位で折り返した。
前半6分、敵陣右からMF泉柊椰のFKをFW杉本健勇がヘディングで狙ったがゴール左へ。同29分には自陣から巧みなパス連係で崩し、泉が強烈な右足シュートを放つも左ポストを直撃した。後半29分にはロングパスを受けた泉が狙った右足シュートは相手GKにセーブされた。
0―0で終了を迎えるかと思われた後半40分、DF浦上仁騎の左クロスを杉本が豪快にヘディングシュート。ゴール左へ突き刺して2試合連発、今季8点目を決めて先制した。さらに、同44分には途中出場のMF藤井一志が追加点を挙げ、試合を決めた。2連勝で6戦負けなし(5勝1分け)とした。
エナジードリンクの販売を世界的に展開するレッドブル社(本社・オーストリア)が大宮の経営参画に動き出していると今月27日に報道されて以降、初のリーグ戦。終盤の2ゴールで突き放し、ホームで快勝した。
大宮は今季リーグ前半戦の19試合を終え、14勝4分け1敗の首位でターン。クラブ初のJ3で2位・沼津に勝ち点15差と圧倒している。