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【巨人】先発回避から復活の菅野智之が5回無失点で勝ち投手の権利 岡本和真のバーステー適時打などで3得点

スポーツ報知 2024年6月30日 15時29分

◆JERA セ・リーグ 巨人ー広島(30日・東京ドーム)

 前回23日の先発予定を腰痛で回避した菅野智之投手が、6勝目を目指して小林誠司捕手との「スガコバ」バッテリーで先発。3点の援護をもらい、5回まで4安打無失点で勝ち投手の権利を得た。

 巨人は1回、打撃好調の丸佳浩外野手が先頭で中前打。吉川尚輝内野手は初球でしっかり送りバントを決め、1死二塁とし、ヘルナンデス外野手の中飛で丸が三進し、2死三塁でこの日が28歳の誕生日の4番・岡本和真内野手が打席に入り、広島の先発・玉村昇悟投手から、中前にタイムリーを放ち1点を先制。

 さらに大城卓三捕手中前打で続き、2死一、三塁とすると、トレードで西武から加入し移籍後初スタメンの若林楽人外野手が左前に巨人で初ヒット、移籍後初タイムリーとなり2点目を挙げた。なおも2死一、二塁から、スタメンマスクの小林誠司捕手が左翼線への二塁打。二塁から大城卓が生還し、先発・菅野智之投手に1回に3点をプレゼントした。

 3点をもらった菅野は2回1死から2連打と死球で満塁のピンチを迎えたが、玉村昇悟投手を見逃し三振、秋山翔吾外野手の左翼への大きな当たりは、若林が好捕して、無失点で切り抜けた。3回、4回は3者凡退。5回は先頭に安打と許したが併殺打などで無失点を続けた。

 菅野の投球について内海哲也投手コーチは「腰の状態も良いように見えるので、この後も守りに入るのではなく、ランナーを出しても粘り強く攻めの投球をしていってほしい」とコメントした。

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