◆第106回全国高校野球選手権南北海道大会札幌地区予選 ▽Bブロック代表決定戦 札幌日大9―2東海大札幌=7回コールド=(30日・札幌円山)
札幌日大が昨秋北海道大会準優勝の東海大札幌を下し、4年連続17度目の南北海道大会出場を決めた。
先発マウンドに上がったエース左腕・小熊梓龍(しりゅう、3年)は130キロ台後半の直球にスライダーなどの変化球も織り交ぜながら、要所を締める投球。今春の北海道大会でも4強入りした強力打線を7安打2失点に抑えた。
打線は3回に3番・中尾颯三塁手(3年)の適時打などで3点先制すると、5回には7番・田中涼介左翼手(3年)の適時二塁打で2点を追加。その後も得点を積み重ね、9安打9得点の7回コールド勝ちで強敵を退けた。
昨秋と今春は、いずれも優勝した北海に地区予選で敗戦。今夏はノーシードから甲子園出場を目指す。