◆陸上 ▽U20日本選手権 最終日(30日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)
20歳未満の選手が競う男子3000メートルで、長野・佐久長聖高の浜口大和(3年)が8分1秒92の大会新記録で優勝した。2位は佐久長聖高のチームメートの佐々木哲(3年)で8分2秒56、3位は福岡・大牟田高の本田桜二郎(2年)で8分3秒60だった。
浜口は28日の5000メートルでは、東洋大の松井海斗(1年)、駒大の桑田駿介(1年)、中大の岡田開成(1年)ら大学駅伝界のルーキーに競り勝ち、13分44秒99で優勝。一方の佐々木も27日の3000メートル障害を8分39秒89で優勝。佐久長聖勢の2冠をかけた3000メートルの争いは、最後の直線まで激戦で、0秒64差で浜口が制した。
昨年の全国高校駅伝は、浜口が4区で区間2位、佐々木が5区で51年ぶりの区間新記録をマーク。それぞれ活躍して優勝に大きく貢献した。今季も佐久長聖は盤石の強さを誇っている。