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浦和、ソルバッケンの退団を発表…期限付き移籍が満了「残留を実現させるための手段を講じておりました」

スポーツ報知 2024年7月1日 0時14分

 J1浦和は1日、ノルウェー代表MFオラ・ソルバッケンが6月末でイタリア1部ローマからの期限付き移籍期間満了のため退団すると発表した。

 クラブは「期限付き移籍期間満了の瞬間まで同選手の残留を実現させるための手段を講じておりましたため、ファン・サポーターのみなさまへ事前にお伝えすることができず、またその結果、ソルバッケン選手本人からの直接のごあいさつが叶わず誠に申し訳ございませんでした」と説明した。

 左右のウィングをこなす189センチの長身ドリブラーは今年1月にローマから浦和に加入。だが、1~2月の沖縄キャンプ後に負傷で長期離脱した。リハビリを経て5月22日のルヴァン杯・長崎戦でようやくデビュー。その後はコンディションを上げ、リーグ戦6試合のうち5試合に先発出場していたが、わずか半年間でチームを離れることになった。

 ソルバッケンはクラブを通じて「全ての浦和レッズファミリーのみなさん、ありがとうございました。怪我をしてしまったこともあり、みなさんの前であまりプレーできず申し訳ありませんでした。日本に来た初日から、みなさんに歓迎され、このクラブの一員だと感じることができました。サポートをしてくれてありがとうございます。そして、これからもずっと浦和レッズを応援し、見守っています。Let’s go REDS」とコメントした。

 浦和は今夏、主将の元日本代表DF酒井宏樹がオークランドFC(ニュージーランド)、副主将のDFショルツがアルワクラ(カタール)に移籍する見通しで、MF岩尾憲はJ2徳島への移籍が発表された。近年のチームで中心を担った3人に加え、直近のリーグ戦でチームの主軸になっていた助っ人ウィンガーが退団となった。

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