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バレー女子、パリ五輪代表発表 リベロは2人選出 真鍋監督「守備が日本の生命線。福留、小島のスペシャリストを使い分けながら」

スポーツ報知 2024年7月1日 10時33分

 日本バレーボール協会は1日、都内で会見し、今夏のパリ五輪女子日本代表12人を発表した。

 アウトサイドヒッターは古賀紗理那(NEC)、石川真佑(ノヴァーラ)、林琴奈(JT)、セッターの岩崎こよみ(埼玉上尾)、関菜々巳、ミドルブロッカーの山田二千華(NEC)、荒木彩花(久光)、リベロは小島満菜美、福留慧美の2人が選ばれた。山岸あかね(埼玉上尾)が加えて、代表の負傷時などの交替選手として登録された。

 リベロは2人を選考した。真鍋政義監督は「スタッフとも何回も話したが、意見は同じだった。ネーションズリーグの試合をする中で、まず五輪の出場権を獲得するため、五輪で目標を達成するために、今までの試合を見ても分かる通り、ディフェンスが日本の生命線。福留、小島という2人のスペシャリストを使い分けながら世界と戦っていきたいのが決断です」と説明した。

 ◆パリ五輪代表12人

▼セッター(2人) 岩崎こよみ、関菜々巳

▼アウトサイドヒッター(5人) 林琴奈、古賀紗理那、石川真佑、井上愛里沙、和田由紀子

▼ミドルブロッカー(3人) 山田二千華、宮部藍梨、荒木彩花

▼リベロ(2人) 小島満菜美、福留慧美

 日本は6月23日まで行われたパリ五輪前哨戦のネーションズリーグ(NL)で初の銀メダルを獲得した。日本時間のこの日早朝まで行われた日本男子も、初の銀をつかんだことにより、男女“アベック”でのメダル獲得の快挙となった。また、NLではトルコ、中国など強豪を打ち破り、目標とした6大会連続の五輪の出場権をつかんだ。

 五輪の1次リーグで世界ランク7位の日本は、同4位のポーランド、同2位のブラジル、同20位のケニアと同じB組に入った。初戦は7月28日にポーランドと激突する。真鍋監督が指揮した12年ロンドン五輪銅以来、3大会ぶりのメダル獲得へ挑む。

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