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バレー女子、パリ五輪代表発表 真鍋監督、目標は「メダルに挑戦」ロンドン五輪銅以来の3大会ぶりの表彰台へ

スポーツ報知 2024年7月1日 11時30分

 日本バレーボール協会は1日、都内で会見し、今夏のパリ五輪女子日本代表12人を発表した。

 アウトサイドヒッターは古賀紗理那(NEC)、石川真佑(ノヴァーラ)、林琴奈(JT)、セッターの岩崎こよみ(埼玉上尾)、関菜々巳、ミドルブロッカーの山田二千華(NEC)、荒木彩花(久光)ら12人が選ばれた。山岸あかね(埼玉上尾)が加えて、代表の負傷時などの交替選手として登録された。

 日本は23日まで行われたパリ五輪前哨戦のネーションズリーグ(NL)でトルコ、中国など強豪を打ち破り、目標とした6大会連続の五輪の出場権をつかんだ。準決勝で当時世界ランク1位のブラジルを破り、初の銀メダルを獲得した。真鍋政義監督は「私にとっても特に若い選手が多いだけに大きな自信になっている」と胸を張った。

 3年前の東京五輪では25年ぶりの1次リーグ敗退を喫した。その後、真鍋監督が再登板し、強化を図ってきた。NL後、選手にはひとり一人と話をして選出、選外を伝えた。日本に帰国してからいったん解散し、2日前の先月29日に再度集合して新しい目標を立てるミーティングを開いた。「パリ五輪では1ステップ上がるならベスト8、2ステップでベスト4、3ステップでメダル、4ステップで金メダル。NLで銀が自信になったので、メダルに挑戦したいということになりました」。

 五輪の1次リーグで世界ランク7位の日本は、同4位のポーランド、同2位のブラジル、同20位のケニアと同じB組に入った。初戦は7月28日にポーランドと激突する。NLで手にした銀メダルを自信に変えて真鍋監督が指揮した12年ロンドン五輪銅以来、3大会ぶりのメダルに挑んでいく。

 ◆パリ五輪代表12人

▼セッター(2人) 岩崎こよみ、関菜々巳

▼アウトサイドヒッター(5人) 林琴奈、古賀紗理那、石川真佑、井上愛里沙、和田由紀子

▼ミドルブロッカー(3人) 山田二千華、宮部藍梨、荒木彩花

▼リベロ(2人) 小島満菜美、福留慧美

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