◆米大リーグ オリオールズ２―１１レンジャーズ（３０日、米メリーランド州ボルティモア＝オリオールパーク）
レンジャーズのワイアット・ラングフォード外野手（２２）が３０日（日本時間７月１日）、今季メジャー初のサイクル安打を達成した。
敵地・オリオールズ戦に「５番・左翼」で先発出場。２回無死一塁の第１打席は右飛に倒れたが、４回先頭の第２打席で左翼への三塁打を放つと、５回無死二塁の第３打席では俊足を飛ばして右翼への適時二塁打。６回２死の第４打席の遊撃内野安打でリーチをかけ、８回無死一、二塁の第５打席で左翼ポール際に４号３ランをたたき込んだ。一発で決める勝負強さを見せた。
ラングフォードは昨年ドラフト１巡目（全体４位）でレンジャーズに入団。この日５打数４安打１本塁打４打点で、メジャーデビューした今季は６０試合で打率２割６分、４本塁打、３５打点となった。
ＭＬＢの若手有望株やドラフト情報を発信する「ＭＬＢパイプライン」は公式Ｘに快挙を成し遂げた瞬間を投稿し、レンジャーズの新人でサイクル安打を達成したのは１９８５年のオディベ・マクドウェル以来、３９年ぶりであることを伝えた。