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【広島】小園海斗「2本打ったんじゃないかと」8年前の初対戦の記憶を呼び覚まして阪神・才木攻略へ

スポーツ報知 2024年7月1日 17時30分

 広島の小園海斗内野手が1日、今季初対戦となる阪神・才木の攻略に意欲を示した。12球団トップ8勝の右腕は、2日の試合(マツダ)に先発予定。「いいピッチャーだと思いますし、しっかり打ち崩せるように」と力を込めた。

 才木とは22年に一度、対戦して二塁打を浴びせ、3打数1安打だった。だが、「覚えています、覚えています。めっちゃ覚えています」というのは、8年前の初対戦だ。

 報徳学園1年生だった16年、夏の兵庫大会2回戦・須磨翔風戦。マウンドには3年生エースでドラフト候補として注目されていた才木がいた。「まさかの初戦で、すごいピッチャーと当たるというので、覚えています」。自身にとっての“デビュー戦”で5打数2安打のマルチ安打で、チームも5―1で勝利した。

 ただ、そこから長い年月を経て、相手は現在リーグ最多勝の右腕。「身長(189センチ)も大きい。角度があって、球の強さもあるイメージ」。自身も今季はチームの4番を任されるまでに成長。77安打は中日・細川に2差のリーグ3位タイ。5月はリーグトップの月間打率3割6分8厘で自身初の「大樹生命月間MVP」を受賞し、6月は同2割5分。「今はあまり状態は良くないけど、どんどん上げていけるように」。高校時代と同様にチームを勝利に導く一打を放ち、再び上昇気流に乗っていく。

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