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バレーボール女子主将・古賀紗理那「自信を持ってメダル獲得するというのを口に」…パリ五輪代表12人発表

スポーツ報知 2024年7月1日 12時57分

 日本バレーボール協会は1日、都内で会見し、今夏のパリ五輪女子日本代表12人を発表した。

 アウトサイドヒッターの古賀紗理那(NEC)、石川真佑(ノヴァーラ)、林琴奈(JT)、セッターの岩崎こよみ(埼玉上尾)、関菜々巳、ミドルブロッカーの山田二千華(NEC)、荒木彩花(久光)、リベロは小島満菜美、福留慧美の2人が選ばれた。加えて、山岸あかね(埼玉上尾)が代表の負傷時などの交替選手として登録された。

 大黒柱の古賀は、男子のエース・西田有志(大阪ブルテオン)と22年末に結婚を発表。男子はすでにパリ五輪代表を発表しており、西田もオポジットで選出されている。バレーボール界初の「夫婦で五輪」の夢をかなえた。「自分が主将として五輪に出られるのは今回が初めてなので、緊張はしますけどしっかり準備して、パリ五輪でいいパフォーマンスを出せるようにいい準備をしたい」と気を引き締めた。

 世界ランク7位の日本女子は、23年の五輪予選では5勝2敗で出場権を取れなかったが、今年のネーションズリーグ(NL)の結果により、6大会連続の切符を獲得。五輪前哨戦のNLでは準決勝で当時世界ランク1位のブラジルを3―2で破るなど快進撃を見せ、初の銀メダル。男子も日本時間でこの日早朝に行われたNLで銀を獲得。五輪でも男女“アベックメダル”に挑んでいく。

 パリ五輪での目標はメダル獲得に設定された。古賀は「自信を持ってメダル獲得するというのを口に出して言おうというのをみんなで話している。難しい目標ではありますし、どこも強豪国なんで本当にタフなゲームになるのは絶対なんですけど、自信を持ってプレーすることが大切だと思うので、私自身も自信を持ってプレーしたい」と自ら言葉にして目標達成への意識を高めているという。「大きな目標を口に出すって全然恥ずかしいことじゃないし、自分たち以外のことは気にする必要はない」。ロンドン五輪以来となる3大会ぶりのメダル獲得に燃えている。

 ◆パリ五輪代表12人

▼セッター(2人) 岩崎こよみ、関菜々巳

▼アウトサイドヒッター(5人) 林琴奈、古賀紗理那、石川真佑、井上愛里沙、和田由紀子

▼ミドルブロッカー(3人) 山田二千華、宮部藍梨、荒木彩花

▼リベロ(2人) 小島満菜美、福留慧美

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