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【高校野球】酪農学園大とわの森三愛が2年ぶりの南北海道大会へ 春ベンチ外の岡崎汰星が4安打2打点

スポーツ報知 2024年7月1日 17時45分

◆第106回全国高校野球選手権南北海道大会札幌地区予選 ▽Hブロック代表決定戦 酪農学園大とわの森三愛16―5札幌東=5回コールド=(1日・札幌麻生)

 酪農学園大とわの森三愛が、2試合連続のコールド勝ちで2年ぶり3度目の南北海道大会出場を決めた。春ベンチ外の4番・岡崎汰星三塁手(3年)が4安打2打点をマークした。

 帰ってきた4番が春の鬱憤(うっぷん)を晴らした。1回1死一、三塁から右前に先制適時打を放った岡崎は、2回にも左翼への二塁打でチャンスメーク。その後も3回1死二塁から適時二塁打、4回にも右前安打を放って15安打16得点の打線をけん引した。

 全道大会に出場した昨秋も背番号5だったが、「良くないプレーが続いてしまった。姿勢も技術も全て」と春季大会はメンバー外。2軍での練習が続いた。それでも、野球に対する熱が冷めることはなく、私生活や練習に取り組み姿勢を見直して再出発。帯広農の監督として21年夏の甲子園に出場している前田康晴監督(48)も「Bチームをまとめてくれたりする中で、キャンプテンシーとか3年生の責任感を持ち直してくれた。本当によかった」と短期間での成長に目を細めた。

 南大会は過去2度出場し、いずれも初戦敗退。初勝利、そして南北海道の頂点に向け、岡崎は「やっとチームに貢献できてうれしい。ここまできたら、どんな相手でも自分たちの野球を楽しんでやりたい」と気合を入れた。

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