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平戸海、師匠と並ぶ小結昇進に「うれしい。師匠の番付を超えられるように頑張る」 初三賞にも意欲

スポーツ報知 2024年7月1日 18時13分

 日本相撲協会は1日、大相撲名古屋場所(14日初日・ドルフィンズアリーナ)の新番付を発表した。新小結に昇進した長崎・平戸市出身の平戸海(境川)は、愛知・扶桑町の部屋宿舎で会見した。中学卒業と同時に2016年春場所に初土俵を踏んだたたき上げが、約8年半で新三役の座を射止め「1つの夢、目標でもあったので、うれしいです」と喜びをかみしめた。

 夏場所では同じ2000年生まれの同学年で、最速優勝を飾った大の里(二所ノ関)を圧倒。日体大時代に2年連続でアマチュア横綱を獲得したエリートを相手に意地を見せた。春場所は日大出身の尊富士(伊勢ケ浜)、夏場所は大の里が優勝と学生出身力士が活躍していることに「悔しいなとは思います。自分も、もっと頑張らないとな、と思わせてくれます」と大きな刺激を受けている様子だ。

 長崎県勢としては01年初場所の隆乃若以来、戦後7人目の新小結に。師匠で同じ長崎県出身の境川親方(元小結・両国)とは番付では肩を並べたことになる。平戸海は「うれしいです。師匠の番付を超えられるように頑張りたいなと思っています」と気持ちを新たにした。新三役の夢はかなえたが、三賞の受賞経験はない。「取ったことがないので、三賞を取りたいです。(3つの中では)どれでもほしいですけど、技能賞ですかね」と意欲を見せていた。

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