お笑いコンビ「ウエストランド」の河本太と井口浩之、同コンビが所属する芸能事務所「タイタン」の太田光代社長が２日、都内で、岡山県のＰＲイベント「岡アツ！ Ａｃｔｉｏｎ！」の発表会を行った。
「岡アツ！」は昨年から岡山県がスタートした企画で、「いま、岡山がアツい！いま、岡山にアツまれ！」をテーマに県をＰＲしている。同県出身の２人は昨年もアンバサダーとして起用され、今年も同コンビがキャンペーンの顔を担当する。
河本は４月２０日夜に東京・品川駅近辺でタクシー運転手とトラブルを起こした。品川駅周辺のタクシー乗り場ではない場所で、乗車待ちをしていた河本が乗車拒否をされたと勘違い。タクシーの車体を蹴り、運転手とトラブルになったと４月２３日に「文春オンライン」が報じた。河本はトラブル当時、酒に酔っていた。
不祥事があった中、まさかの２年連続でＰＲ担当となった河本は「個人的にいろいろあったけど、今年も使っていただいてる。全力でＰＲしたい」と決意を新たにした。
岡山と言えば地酒も有名だが、イベント内では酒のＰＲは一切しなかった。騒動後から断酒を公言している河本はイベント後、取材に応じ「断酒は続けてます。ちょうど２か月くらいやめている。目覚めが良くて体が軽い。むくみが取れた。甘い物が食べたくなって、娘のお菓子やアイスを食べてしまうけど、それでも痩せる。ノンアルコールビールもおいしい」とスッキリした様子。不祥事で歯が３本折れたようだが、「歯は今も治してます」と治療経過を語った。
反省している河本に、太田社長は「彼も断酒して、守ってやってます。お酒を飲むことはリスクもある。リスクをクリアできると、（河本をロールモデルとして）ＰＲできれば」と話した。