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内村航平さん、五輪で金3個、数々の偉業は「変態的な精神状態」パリ五輪の体操男子団体は「金か銀です」

スポーツ報知 2024年7月2日 12時43分

 パリ五輪でNHKのアスリートナビゲーターを務める体操で五輪個人総合連覇の内村航平さんが2日、都内で取材に応じ、「出場しない五輪、見るのはアテネ五輪以来、20年ぶり。すごく不思議な気持ち。次は伝える役割。自分の人生において五輪は切っても切れない縁があるなと感じている」と話した。

 NHKで生中継される体操男子団体決勝では、内村さんが出場した2016年リオ五輪以来、2大会ぶりの王座奪還が懸かる。強豪・中国との一騎打ちで、「男子に関しては、金か銀です」と断言。勝敗を分けるポイントは「着地」とし、「日本選手にとってアウェー。どれだけ日本の空気感にできるか。着地を止めないと(会場を)日本の色に染められない。着地を止めたら金」と言い切った。

 過去、4大会を経験してきた内村さん。W杯や世界選手権などと異なり、やはり五輪は特別な舞台で「自分がここに何をしにきたか分からなくなる感じ。小さい子がディズニーランドに行ったような感覚に近いのかなと。ほんと夢の国、夢の舞台。その一言で片付いてしまう。周りを気にせずに実行できる人が金メダルを取れるんじゃないかなと思う」

 内村さん自身は、4五輪大会で金3個、銀4個の計7のメダルを獲得してきた。「異様な空気感で楽しめてるって変態的な精神状態だったので。だから結果を残せたのかなと。(五輪では)人を超えないといけない」と語った。

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