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JFL鈴鹿 元日本代表FW三浦知良が練習合流 朴康造新監督「ゴールに一番近いポジションで使いたい」7・14大分戦出場示唆

スポーツ報知 2024年7月2日 17時5分

 横浜FCよりJFLのアトレチコ鈴鹿に期限付き移籍した元日本代表FW三浦知良(57)が2日、練習に初合流した。

 9時からミーティングが始まり、小雨のなか練習がスタート。ボール回しなどでアップを済ませると、9時40分からはミニゲームに参加。10時からはグラウンド半面で実戦練習も行った。ゲームではセンターフォワードのポジションでプレー。左サイドからのクロスにファーで頭を合わせた。GKに止められたが、「(感覚は)良かったです。いいクロスが上がってきた。僕は入ったと言い続けてた(笑い)。そういうコミュニケーションもいいかなと。みんなは認めてなかったけど、敵チームは(笑い)。ライン割ったかどうかは(テレビ)カメラで横から見てください。VARとして見てください(笑い)」とストライカーとしての「キングカズ」も健在だった。

 選手登録後、早くて14日のヴェルスパ大分戦(三交鈴鹿)から出場可能。神戸時代の同僚で、1日付けで監督に就任した朴康造(パク・カンジョ)新監督(44)は練習を見て、「試合でもこれならいいゴールいけるんじゃないかって、ポジティブな手応えがあります。ゴールに一番近いポジションでカズさんを使いたいと考えている。カズさんを最大限に生かせられるように、それがチームに生きる、効果になるように決断していきたい」と14日の最短デビューを示唆した。

 三浦は「チャレンジというところは大事。自分自身でも次のゴール、次の勝利を目指して、その姿をグラウンドで表現できらたらいいなと。ゴールと勝利を届けられたら」と、自身が持つJFLの最年長出場&得点の更新を誓った。

 22年に鈴鹿でプレーしたカズは、リーグ戦18試合に出場して2得点。その後、23年1月から約1年半、ポルトガル2部オリベイレンセでプレーしたが、1年半ぶりに鈴鹿に復帰。期限付き移籍期間は2025年1月31日まで。

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