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【西武】プロ初先発の羽田慎之介が3回2失点で降板「ボールをしっかりコントロールすることができていませんでした」

スポーツ報知 2024年7月2日 20時1分

◆パ・リーグ ソフトバンク―西武(2日・東京ドーム)

 プロ初先発を果たした西武の3年目左腕・羽田慎之介投手が3回2失点で降板した。

 前日、「全力で最後まで投げます」と誓ったように速球を主体にした投球で強力打線に立ち向かった。初回2死二塁では山川を154キロの速球で中飛に打ち取り、2回は2四球で1死一、二塁とするも二ゴロ併殺打に仕留めてピンチを脱出。しかし3回、連続四死球をきっかけに1死二、三塁から暴投で先制点を献上し、栗原に適時二塁打を許して2点目を失った。

 プロ初先発は63球を投げて3安打、4四球、1死球に終わったが最速は155キロを記録するなど光るものもあった。「今までと変わらず1イニングを全力で投げることを意識し、それを重ねていくことだけを考えて試合に入りました。回を追うごとに制球が悪くなり、腕の振りに対して、ボールをしっかりとコントロールすることができていませんでした」と振り返った。

 今後へ向けては「先発としてやっていく、また1軍で活躍するにはまだまだスキルが足りないと感じました。特に長いイニングを安定して投げること、変化球の精度が低いので、この2つを課題に取り組んでいきたいです」と目標を掲げた。

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