卓球女子で五輪２大会連続メダリストの福原愛さんが３日、東京ビッグサイトで始まった「スポーツチーム・アスリート向け総合展２０２４―Ｊａｐａｎ Ｓｐｏｒｔｓ Ｗｅｅｋ―」（５日まで。業界関係者のみ公開。一般入場不可）のトークセッションに登壇した。
福原さんは２６日に開幕するパリ五輪は、現地に解説などの仕事で行く予定となっている。「パリから、試合の様子とかそういったものを、ＳＮＳや中国のメディアとか、いろいろな場所を含めて発信をしていく予定です」と説明した。
中国メディアに出演する際には、もちろん中国語で対応予定。この日のトークセッションには、複数の中国人の関係者が前列に陣取り、生の福原さんに熱視線を送るなど、人気の高さをうかがわせた。
五輪では日本のメダル獲得に向けた中国選手が大きな壁となることは必至。福原さんは「ダブルスは、日本は練習もちゃんとしているの。団体戦でいうと、決勝には行けるんじゃないかな。女子はメダルを狙える位置、逆にメダルは取らないといけないっていうようなプレッシャーが皆さんあると思います」と説明した。
さらに「シングルスは、女子の方がやっぱりチャンスが大きいのかな。早田ひな選手はちょっとけがが目立つのですけれども、それ以外は中国人選手と張り合えるレベルにある。ドロー次第なんですけれども、中国選手とどこで当たるのか。あとは決勝に行った時に、中国選手とどこまで互角に戦えるのかっていうのが一番のポイントになってくると思うので。本当に中国人選手との戦いを皆さん応援してほしいなと思っています」と日本選手への応援を呼びかけていた。