俳優の杉野遥亮が３日、都内で主演を務めるフジテレビ系連続ドラマ「マウンテンドクター」（８日スタート、月曜・後１０時）の製作発表に共演のＳｎｏｗ Ｍａｎ・向井康二、宮澤エマ、トラウデン直美、檀れい、大森南朋らと出席した。
赴任した総合病院で整形外科医と並行し、山岳診療科の兼務を命じられる青年医師・宮本歩（杉野）の成長を描く。「お医者さんとしても成長していく役でもあります。日を追うごとに作品の密度が濃くなっている。心に届く作品になっている」と力を込めた。
本作は長野県などでロケを行っており「第１話でも描かれますが、山頂アタックをしまして」と体当たりの撮影を告白。「５時間くらいかけて山に登って、曇っていたけど晴れ間が１０分くらいあったので、その瞬間にぶわあって撮って。その一体感もすばらしくてこれが物作りだなと。早く長野に帰りたいなと思っています」と大自然に魅了されていることを明かした。
経験豊富な山岳医役の大森は、杉野と２３年ＮＨＫ大河ドラマ「どうする家康」で“徳川四天王”として共演しており、「杉野君はとらえどころのない部分もあるんですけど、本番の集中力の高め方は全然違う」と称賛した。
杉野は笑顔で「ご飯行きましょう」と誘うと、大森は目を丸くし「ついに！？あの１年半は何だったのか…」と大河ドラマ撮影中は一度も食事にいっていないことを告白。それでも大森は「後半の展開だとかいろいろ話したいこともあるでしょうし、ぜひ行きましょう」と約束した。