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大谷翔平が3年連続で本塁打競争出場辞退へ「リハビリもある」「ボリュームも多い」

スポーツ報知 2024年7月3日 14時49分

◆米大リーグ ドジャース6×―5ダイヤモンドバックス(2日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が2日(日本時間3日)、7月初戦の本拠地・ダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」でフル出場し、一時逆転の27号2ランを放つなど5打数3安打2打点をマークし、日本人3人目となるメジャー通算500打点も達成した。三塁打が出ればサイクル安打という9回の5打席目は空振り三振に倒れたが、ドジャースは1点を追う9回2死走者なしから劇的なサヨナラ勝ちをした。

 大谷は試合後、16日(同17日)にレンジャーズの本拠地・テキサス州アーリントン(グローブライフフィールド)で行われるメジャーリーグのオールスターゲームの前日に行われるホームランダービーの参加について「話が来て色々話して、リハビリがあるので、なかなか(スイング数などの)ボリュームも多いですし、今回は出ない方向で進むんじゃないかなと思います」と3年連続で辞退する方向性を示した。

 大谷は初めてオールスターに出場した21年にホームランダービーに参加したが1回戦でソト(ヤンキース)に敗退。終了後には珍しく大きく肩で息をして疲労をあらわにし、その影響もあってか、後半戦は本塁打数が伸び悩んだ。22、23年は投手調整との兼ね合いなどもあって辞退。今季は打者に専念し、ホームランダービーのルールも球数制限が追加されるなど改正されたが、昨年9月に受けた右肘手術からのリハビリを優先して、出場しない方向になった。

 6月26日(同27日)には出場について「まだオファーがない、というかんじ。それからかなと思いますし、僕もリハビリをしているので、ドクターの許可だったり、トレーナーの許可、チームの許可だったりとか…。もちろんやりたい気持ちは、どの選手もあると思うので、そういう他の部分との兼ね合い次第かなと思います」と話すにとどめていた。本塁打競争は制限時間の中で強いスイングを繰り替えることから疲労度や、スイングが崩れることなどを考慮して強打者の辞退が相次ぎ、ジャッジ(ヤンキース)はすでに辞退の方向性を示している。

 大谷はオールスターのファン投票で最終投票に進み、シュワバーとの一騎打ちで65%の投票を得て、あす3日(同4日)に発表されるスタメン出場がほぼ確実視されている。

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