Infoseek 楽天

大谷翔平まさかの6月月間MVPならず リーグトップ12本塁打、24打点もハーパーが2か月連続受賞

スポーツ報知 2024年7月3日 23時50分

 米大リーグ機構(MLB)は3日、6月の月間MVPを発表し、ドジャース・大谷翔平投手(29)は選出されなかった。ア・リーグはヤンキースのジャッジ、ナ・リーグはフィリーズのハーパーがともに5月に続いて2か月連続で受賞した。

 大谷は6月、9日までの8試合は1本塁打のみと調子が上向かなかったが、11日の12連戦から量産体制に入った。レンジャーズ、ロイヤルズ、ロッキーズ、エンゼルスとの12連戦で8本塁打。さらにその後の敵地でのホワイトソックス、ジャイアンツとの計6試合でも3本塁打を放った。ベッツの離脱で17日からは1番に入ったが、3本の先頭打者本塁打を放つなど、勢いは止まらなかった。

 12本塁打はリーグトップで、24打点もリーグトップタイ。16~26日には球団新記録となる10試合連続打点をマークした。21、23年に続き6月は3度目で、昨年7月以来5度目となる月間MVPにも期待がかかっていたがまさかの落選となった。 

 2か月連続でMVPに月間MVPに輝いたハーパーは、7本塁打、16打点ながら、安打数34(大谷は29)、打率3割7分4厘(同2割9分3厘)、出塁率4割5分2厘(同4割1分3厘)、長打率7割1分4厘(同6割9分7厘)、OPS1・166(同1・127)などが大谷を上回った。

 15、21年にはシーズンのMVPに輝いた経験もあるハーパーだが、6月27日(同28日)の本拠地・マーリンズ戦で一塁に全力疾走した際に左ハムストリングを痛めて負傷者リスト(IL)入りとなり、現在は離脱している。16日(同17日)に行われるオールスター(テキサス州アーリントン)のファン投票1次投票でも、大谷を退けてリーグトップの票を集めて最終投票に進まずしてスタメン出場を決めた。

この記事の関連ニュース