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【オリックス】将来のエース候補のがい旋登板は雨で中止も「盛岡に戻ってこられてうれしい」ブルペンで投球練習

スポーツ報知 2024年7月4日 5時0分

 オリックス・斎藤響介投手(19)が3日、故郷で将来のエースになることを誓った。盛岡中央出身の2年目右腕はがい旋予定だった楽天戦(盛岡)を雨で流したが、岩手の空気をたっぷり吸い込んだ様子。「次に(岩手に)来られることがあれば、1軍のローテでもっと投げられるように頑張りたい」と力を込めた。

 盛岡は雲行きが怪しく、午後4時30分に中止発表。昨年4月に開場した、きたぎんボールパークのマウンドもお預けとなった。「投げたかった気持ちはあるけど、盛岡に戻ってこられてうれしい」とブルペンで投球練習。地元ファンから声援も受け「これからどんどん頑張りたい」と決意を新たにした。

 4日に一度登録を外れ、ファームで次回登板に備える予定。「(斎藤が)自分は雨男だ、って言ってましたから…」と苦笑いした厚沢投手コーチも「今後、柱にならなきゃいけない一人だと思う」と大事に育てるつもりだ。6月8日の巨人戦(東京D)ではすでにプロ初勝利をマーク。夢は大きな方がいい。(長田 亨)

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