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前日に熱中症でメンバー外となったドラ4内野手が翌日は切り込み隊長に!14戦ぶり出塁に15打席ぶり二塁打

スポーツ報知 2024年7月4日 6時0分

◆JERA セ・リーグ  巨人6―1中日(3日・前橋)

 切り込み隊長と化した。巨人・泉口友汰内野手(25)は3回先頭、3球で1ボール2ストライクと追い込まれながらも、しっかりボールを見極めて四球を選んだ。実に自身14打席ぶりとなる出塁を果たすと、ヘルナンデスの3ランで先制のホームを踏んだ。「最初の得点につながる四球が取れたことは良かったなと思います」と大粒の汗をかきながら振り返った。

 さらに3点リードの5回先頭、涌井の131キロの低めのチェンジアップを右翼線へ引っ張り、15打席ぶりのヒットとなる二塁打を記録。吉川の右犠飛で4点目のホームを踏んだ。先制に加え、中押しの口火を切った。

 わずか1日で超回復した。2日に松本で行われた同カードでの試合前練習中、蒸し暑さのため熱中症となり、途中で練習を切り上げる事態に。ベンチ入りメンバーからも外れた。だが一晩たって睡眠と水分を十分取り、「体調は万全でした」。6月23日のヤクルト戦(東京D)以来7戦ぶりのスタメンで結果を残した。「これからもチームの勝利に貢献できるように頑張りたい」と話すルーキーが、前橋でいぶし銀の活躍を見せた。(井上 信太郎)

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