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大谷翔平が1打席目に中安も2打席目から3打席連続凡退、ドジャースもリード許す苦しい展開

スポーツ報知 2024年7月4日 13時55分

◆米大リーグ ドジャース―ダイヤモンドバックス(3日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が3日(日本時間4日)、本拠地・ダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、4点を追う7回1死走者なしの4打席目は3番手左腕・マンティプライと対戦し、中飛に倒れ、2打席目から3打席連続の凡退となった。

 ダイヤモンドバックスの先発投手はメジャーデビュー戦だったクリスチャン・メナ投手(21)。1点を追う初回先頭の1打席目は、カウント1―1から3球目のシンカーをはじき返して中前安打を放って出塁した。続くスミスが四球を選ぶと、フリーマンが13号3ランを放って逆転。さらに続くT・ヘルナンデスも19号ソロで2者連続本塁打を放った。いつもは本塁打を放った大谷にひまわりの種を投げて祝福するT・ヘルナンデスだが、大谷が投げて祝福する珍しいシーンもあった。

 3点をリードした2回1死走者なしの2打席目は、空振り三振。1点を追う4回2死一塁の3打席目は2番手右腕・ジャービスから打球速度110・2マイル(約177・3キロ)の強烈な打球をはじき返したが右直、4点を追う7回1死走者なしの4打席目も3番手左腕・マンティプライの前に中飛に倒れた。ドジャースは初回に4点を奪ったが、投手陣がピリッとせず、6回終了時点で8失点と苦しい展開になっている。

 前日2日(同3日)の本拠地・ダイヤモンドバックス戦では、1点を追う7回無死一塁の4打席目に、右中間へ一時逆転となる27号2ラン。一塁へ歩くことすらなく打球を見つめる圧巻の一打は、打球速度112・0マイル(約180・2キロ)、打球角度37度、飛距離433フィート(約132メートル)で、日本人3人目となるメジャー通算500打点も達成した。7月初戦からいきなり5打数3安打2打点の大暴れでチームもサヨナラ勝ちし、納得の一発を「シチュエーションもシチュエーション(1点を追う7回無死一塁)でしたし、大きく試合が動くところではあったので、いい感覚だったなと思います」とうなずいていた。

 6月はリーグトップの月間12本塁打、24打点をマークしたが、月間MVPを逃した大谷。7月も21、23年に月間MVPを受賞した得意の季節だ。メジャー通算199号となる2試合連続の28号本塁打に期待がかかる。

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