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堀琴音が今季ベスト66発進 「次の日に起きても悔しかった」前週2位の悔しさ晴らす

スポーツ報知 2024年7月4日 14時40分

◆女子プロゴルフツアー ミネベアミツミレディス 第1日(4日、北海道・真駒内CC空沼C=6667ヤード、パー72)

前週の資生堂レディスで2位の堀琴音(ダイセル)が7バーディー、1ボギーの6アンダー66でホールアウトした。今季ベストスコアをマークし、「先週に続いてショットもパットも安定している。ゴルフの調子は悪くないので、この感じをキープしながらいきたい」と納得の表情を見せた。

 インスタートの前半でスコアを4つ伸ばして折り返すと、後半3番パー5で残り95ヤードの第3打を50度のウェッジでピンそば1メートルにからめ、4番は残り140ヤードの第2打を8アイアンで手前2メートルに運び連続バーディーを奪った。

 前週の反省を生かし、風のジャッジミス撲滅を心がけた。「私は方角を信じるタイプだったけど、その場の風をよもうと思った。自然との戦いなので、方角通りに吹かないときがあるから」。スタート前に調べて頭に入れた風向き以上に、コース上での感覚を大切にしながら回った。「今日はセカンドショットの距離感が合っていた」と笑顔で振り返った。

 資生堂レディスは最終日を単独首位で迎えながら72と伸ばせず、2季ぶりとなるツアー3勝目はならなかった。「次の日に起きても悔しかった。皆さん2位でも『ナイス』って言ってくださるんですけど、正直勝ちたかった。久しぶりにすごく、悔しいなあという気持ちが強かった。月曜日の方が強かった」。時間の経過とともに増していった感情を力に、今度こそ勝利をもぎ取る。

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