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ドジャース戦を締めくくったのは元巨人守護神 大谷翔平との対戦ならずも巨人愛&日本愛止まらず「すごく好き」

スポーツ報知 2024年7月4日 15時46分

◆米大リーグ ドジャース4―12ダイヤモンドバックス(3日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が3日(日本時間4日)、本拠地・ダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、4打数1安打だった。ドジャースは初回終了時点で3点のリードを奪ったが、投手陣がリードを守れず逆転負けを喫した。

 8点リードのダイヤモンドバックスのマウンドに上がったのは元巨人の右腕チアゴ・ビエイラ投手(31)だった。ロハス、E・ヘルナンデスを2者連続の遊ゴロに打ち取ると、テーラーには四球を与えたが、ネクストバッターズサークルに大谷が待機した中で9番のバスガスを中飛に打ち取って12―4の試合を締めくくった。最速は99・4マイル(約160・0キロ)を計測し「すごく感じが良かった。準備してきた自信もあったので、自分らしく行こうと思って投げた。いいチームのいい打者たちとの対戦は、モチベーションが上がったし興奮したよ」と笑顔を見せた。

 大谷との対戦はあと1人でならなかったが「みんな彼がすごく良い打者だってこと、野球界のベスト打者のひとりだってことを知っている。だからピッチャーなら誰もが、彼のような良い打者と対戦したいと思っているよ。彼はスペシャルだからね。今日は対戦できなかったけど、きっとそのチャンスはすぐ来ると思うよ」と心待ちにした。

 20~22年に巨人に所属した3年間では通算92登板で19セーブ。21年は抑えを務めて56登板でで0勝3敗19セーブ、防御率2・93の成績を残し、32試合連続無失点の球団新記録を樹立して、NPB史上最速の166キロも計測した。

 23年に米球界に復帰すると、同年はブルワーズで2登板。今季はブルワーズ、オリオールズを経てダイヤモンドバックスは3球団目だ。今季は24試合目の登板。3年間ともに戦った巨人戦士との思い出は胸の中から離れることはないようで「読売ジャイアンツのファンたち。俺は彼らのことがすごく好きだった。彼らは俺にとても優しかったし、よくしてくれたんだ。それからチームメートも良い人たちで、いい3年間だった。トレーナーたちとは今も連絡をとっているよ」と懐かしそうだった。

 さらには「それから食べ物!」とうれしそうに話し始めると「和食は何でも好きなんだ。日本での食べ物はまったく問題なかったし、今でもしょっちゅう日本の食べ物が食べたいって思う。(特に好きなものは)選べないよ、全部好きだから。ほんとに。焼肉も納豆もなんでも! 納豆は最強フードだ。プロテイン(笑い)」と日本愛を語り尽くしていた。

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