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浦和、酒井が移籍&大畑が五輪選出でSB不足が深刻も「いくつかのプランはある」 ヘグモ監督が自信

スポーツ報知 2024年7月4日 17時16分

 J1浦和のペア・マティアス・ヘグモ監督が4日、ホームの湘南戦(6日、浦和駒場)に向けてオンラインで会見した。

 3日に発表されたパリ五輪のU―23日本代表にDF大畑歩夢が選出された。成長著しい23歳の左サイドバック(SB)に対し、指揮官は「非常にうれしく思うし、誇りに感じている。毎週、成長を見せている選手を代表する一人だと思う」と祝福した。

 大畑は、今季序盤はハムストリングの負傷や代表招集などでリーグ戦の出場機会は少なかったが、直近2試合は先発出場。前節・磐田戦では今季初アシストを記録した。

 ヘグモ監督は「戦術的な判断、選択という部分も向上している。ビルドアップやラストサードでも良くなっている。今度はシュートやクロスなどのディテールを詰める段階に入っている」と高く評価。さらに「1対1が非常に得意になってきている。ゲームの読みも良くなっている。相手が我々の背後を使おうとした時、スピードを生かしてセンターバックをカバーできる動きもできている」と称賛した。

 一方で、チームのSBは大畑が五輪の活動で14日・京都戦後にチームを離れる予定で、右SBの主将DF酒井宏樹が海外移籍のため6月末にチームを離脱した。今季は右がDF石原広教、左はDF渡辺凌磨がそれぞれ主に務めており、両SBをこなせるDF宇賀神友弥はいるが、バックアップできる選手が不足しているのが深刻な現状だ。

 指揮官は「次の試合(湘南戦)と京都戦はまだ歩夢はいる。(20日)札幌戦でどうするかはこれから話し合って決めたい。いくつかのプランはある。それについては今後触れたい」と話した。SBをこなせるMF関根貴大は負傷を抱えており、どの選手をコンバートするのか注目が集まる。

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