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鈴木保奈美、コメディー初主演で膨大セリフ「練習に戻りたい…」共演陣は“センス抜群”と絶賛も

スポーツ報知 2024年7月5日 4時0分

 女優・鈴木保奈美が4日、東京・三越劇場で主演舞台「逃奔政走―噓つきは政治家のはじまり?―」(5~16日まで、同所)の取材会に共演の寺西拓人、相島一之、佐藤B作らと出席した。

 クリーンなイメージと女性人気で当選した小川すみれ県知事(鈴木保奈美)が、スキャンダルの火消しに奔走する政治コメディー。演出は気鋭のコメディー作家・冨坂友氏が務める。

 コメディー作品初主演の鈴木は「全然初日という感じがしないです。今この瞬間にも練習に戻りたい…」と本音をぽろり。それでも、「いい大人達がくっだらない屁理屈(へりくつ)を言っておりますので、リラックスしてみにきてください」と呼びかけた。

 鈴木は、上演の2時間15分間で膨大なセリフ量に挑んでいる。共演の相島は、「保奈美さんすごいの!頭から終わりまでしゃべりっぱなし。だけど(コメディー)センス抜群です。体力、根性、知力全て持っている」と感嘆。B作も「お美しいしセンスもあって鬼に金棒ですよ」と大絶賛した。

 寺西は、県知事を追い込む若手県議役を演じる。「(同役で)保奈美さんにつっこめるなんて…。親が喜びます。作品に出る時は『こういう方たちと出演させてもらうよ』って親にも報告するんですけど、今回の驚き方は一番でした」と親孝行を喜んだ。

 鈴木は「寺西さんは細かいところまで気を遣って私のこともフォローしてくださる」と感謝。「(相島とB作の)おふたりはレジェンドなので、一挙手一投足学びだと思ってじろじろみております」と刺激を受けていることを明かした。

 取材会では、脚本・演出を務める冨坂氏の“遅筆ぶり”も話題に。B作は「本、かなり面白いですよ。だけど、面白いものを書く人は、本遅いんだあ~」とちくり。鈴木も「いじめか、ものすごく期待されてるかのどっちかですよね」とセリフ覚えでの苦労を告白した。冨坂氏は「台本の件、遅くなって申し訳ございませんでした!」と平謝りし、「皆様方への期待と信頼の結果の甘えです」と釈明していた。

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