１００勝王手の永島まなみ、週末騎乗の１４鞍で好感触の馬は「短い距離は合っていると思います」

　女性騎手２人目のＪＲＡ通算１００勝まであと１勝と迫っているデビュー４年目の永島まなみ騎手（２１）＝栗東・高橋康厩舎＝は、この週末も小倉で計１４鞍に騎乗する。「早く決められるように頑張ります」と記録達成に向け力を込めた。

　縁のある馬が後押しする。６日の未勝利戦では自身の愛称“まなみん”が馬名の由来となったマナミンがスタンバイ。「気持ちが入っていて、初戦から変わってくれると思います」とデビュー戦１３着からの変身を狙う。

　７日の小倉６Ｒは、自らが名前をつけたスリールミニョンのデビュー戦。「自らハミを取っていくので、短い距離は合っていると思います。ゲートを決めて流れに乗りたい」と好感触。先月のマーメイドＳで重賞初Ｖを飾り、３０日も２勝を挙げる活躍ぶり。好調のまなみから目が離せない。