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【広島】“代走スペシャリスト”羽月隆太郎が二盗→三盗→暴投でV生還!超攻撃的野球で3連敗ストップ

スポーツ報知 2024年7月4日 21時25分

◆JERAセ・リーグ 広島7―5阪神(4日・マツダスタジアム)

 広島は、超攻撃的野球で連敗を3で止めた。

 3―3同点の8回先頭・小園が右前打を放つと、新井監督が動いた。チーム2位の7盗塁の小園に代え、代走・羽月を投入。坂倉凡退の直後の初球に二盗を成功させ、さらに野間が四球を選んだ直後の初球に三盗を成功させた。1死二、三塁から菊池が空振り三振に倒れたものの、直後の堂林の打席で阪神3番手・石井が暴投で本塁生還。足を絡めて決勝点を奪った。

 8回は、なおも2死二、三塁から堂林が2点二塁打を放ち、2死二塁から代打・二俣の中前適時打。一挙4得点で勝負を決めた。

 この日は初回にも先頭初球安打を放った秋山が、直後の初球に二盗を成功させ、悪送球も絡んで三進。続く矢野の右前適時打で先制点を奪っていた。失敗1つを含む5度の盗塁企画と攻めに攻めて、勝利の扉をこじ開けた。

 負けていれば、2位・阪神とヤクルト戦に勝利した3位・DeNAの2チームに1ゲーム差に迫られていた。阪神戦は今季6勝6敗1分けのタイに戻し、2位・DeNAに2ゲーム差をキープする貴重な1勝となった。

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