Infoseek 楽天

パリ五輪代表12人は「ワールドクラスのスキル」バスケ女子日本、スリーポイント25本!125点圧勝

スポーツ報知 2024年7月5日 5時30分

◆バスケットボール女子  ▽強化試合 日本125―57ニュージーランド(4日、東京・有明アリーナ)

 パリ五輪で2大会連続メダル獲得を目指す世界ランク9位の日本は、同26位のニュージーランドに125―57で圧勝した。代表12人決定後、最初の試合となり、日本の強みの3点シュートを驚異の25本成功(成功率45・5%)。山本麻衣(24)=トヨタ自動車=が最多20得点で、7人が2ケタ得点を挙げた。次戦は6日に同会場でニュージーランドと再戦。本番前、国内最後の強化試合となる。ニュージーランドは五輪に出場しない。

 世界で勝つためのバスケを見せつけた。平均身長173・6センチ。五輪出場国でもひときわ小さな日本が掲げるスタイルは「走り勝つシューター軍団」。181・7センチのニュージーランド相手にコンセプト通りの40分間で圧倒した。3点シュートは驚異の25本、アシストは計36本と磨かれた連係プレーも光った。恩塚亨監督(45)は「(攻撃は)いい形になってきた手応えがある」とうなずいた。

 五輪代表の12人決定後、最初の実戦。選ばれた12人は「ワールドクラスのスキル持ってる」と指揮官も自信を持つ。125点を奪い、守備では相手を57点に封じた。激しく仕掛け続けてスチールは19本。大黒柱の高田真希(34)=デンソー=も「連動性が良かった」とチームの完成度は、確実に高まってきている。

 この日は女子代表戦で史上最多1万1624人が集結し、五輪への期待の表れとも言える。国内では6日が最後の強化試合。五輪の金メダルへ、いよいよ最後の総仕上げに入る。(小林 玲花)

この記事の関連ニュース