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クロマティ、篠塚和典に次ぐ巨人3番目の神宮通算打率 本塁打と打点も敵地最多 得意の球場から巻き返し図る主砲

スポーツ報知 2024年7月5日 5時15分

【巨人記録室】

 本調子でない岡本和が神宮で急上昇のきっかけをつかむ。ここまでチームの全76試合に4番で出場し、278打数71安打41打点(13本塁打)で、打率.255とイマイチ波に乗り切れていない。5日から対戦するヤクルトの本拠地の神宮では通算73試合296打数96安打の打率.324で23本塁打68打点。6球場での打率はダントツで、チームの本拠地である東京D以外での安打、本塁打、打点も最多だ。今季も球場別では打率.538のトップととにかく当たっている。

 神宮の通算打率.324は200打数以上の巨人の選手ではクロマティの.334、篠塚和典の.325に次ぐ3番目の数字で、この3連戦でトップになる可能性を秘める。

 第1戦で先発する小川とは61打数21安打(9本塁打)の打率.344と得意としている。50打数以上対戦している現役投手では大瀬良(広)と並び最高打率となっており、小川を攻略して夏の反撃につなげたい。

(恩田 諭)

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