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湘南ボーイズ、6年連続夏の全国大会出場決めた! 最弱世代が意地みせた メルビック杯初代王者で初タイトル

スポーツ報知 2024年7月5日 11時30分

◆メルビック杯 第55回日本少年野球選手権大会 神奈川県支部予選 ▽B組・決勝 湘南ボーイズ4―2横浜青葉ボーイズ ▽優勝決定戦 湘南ボーイズ(B組優勝)5―2横浜泉中央ボーイズ(A組優勝)=特別ルール=(6月30日・横浜スタジアム)

 夏の全国大会・第55回選手権大会(8月2~7日、大阪シティ信用金庫スタジアムほか)の支部代表が各地で決まった。代表枠が2チームの神奈川は横浜泉中央ボーイズが3年ぶり8度目の出場。湘南ボーイズは6年連続19度目の出場。

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 最弱世代が栄冠をつかんだ。湘南が横浜青葉に競り勝ち、6年連続の選手権大会出場を決めた。

 初回に4番・今井の犠飛で先制すると、1点を追う5回無死一、三塁から早川の右犠飛で同点に追いつき、1死一、二塁から今井が左前に勝ち越しタイムリー。投げては先発右腕・柏原、2番手左腕・上谷の継投でしのいだ。

 今井は「うれしいです」と笑顔。ここまで大会の優勝がなく、なかなか結果が出ず首脳陣からは「最弱世代」と言われ続けた。「悔しかったです。絶対勝ちたかった」と名門チームの4番の重責を果たし安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 新設されたメルビック杯で優勝し“初代・神奈川王者”に。監督25年目となる田代栄次監督(47)にとっても就任2年目以来の“無冠”を回避し「よくやってくれた」と感謝。5月に早川から小山に主将を交代した。副将としてプレーで引っ張る早川は「プレッシャーを感じるのではなく、楽しくやろう」と心がけた。小山主将は「打倒(横浜)青葉でした」。兄弟チームの湘南茅ケ崎が敗れた借りを返して胸を張った。

 【湘南ボーイズ・登録メンバー】※は主将

 ▽3年生 ※小山士道、早川幸汰、今井彪ノ介、上柳旬、湊櫂生、山本優、藤原一彪、湊玲生、福嶋陸、佐藤蒼、柏原晴、上谷海人、橋本新汰、福田航平、佐藤航雅、宇野海里、河内樹希、増山颯斗、塚田颯介、小出優也

 ▽2年生 大波航、近堂大芽、濱本理巨、加藤大雅、樺山來喜

 【表彰選手】

最優秀選手賞 上谷 海人(湘南)

優秀選手賞  伊藤 佑豪(横浜泉中央)

敢闘賞    佐々木晴正(横浜アサヒ中央)

 〃     小倉 大翔(伊勢原)

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