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Dバックス主砲が2打席連発で本塁打王争いリーグ単独2位 22本中9本がドジャース戦 敵地5戦連発

スポーツ報知 2024年7月5日 11時23分

◆米大リーグ ドジャース―ダイヤモンドバックス(4日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ダイヤモンドバックスのクリスチャン・ウォーカー内野手(33)が4日(日本時間5日)、敵地ドジャース戦に「4番・一塁」で先発出場。3回に2打席連発の22号2ランを放ち、本塁打王争いでリーグ単独2位に躍り出た。

 2点リードの3回2死一塁。ド軍先発右腕・ナックの83・6マイル(約134・5キロ)チェンジアップが高めに浮いてきたところを見逃さなかった。打球速度106・8マイル(約171・9キロ)、角度28度、飛距離394フィート(120メートル)。左翼席への豪快なアーチにドジャースタジアムは静まり返った。

 1本目は1点リードの初回2死で迎えた第1打席。ナックの94・3マイル(約151・8キロ)直球を拾い上げた。打球速度109・6マイル(約176・4キロ)で角度23度、飛距離435フィート(約132・6メートル)の21号ソロがセンター左に飛び込んでいた。

 今カードでは初戦から3試合連発。3回の一発と合わせると3戦5発となり、同じナ・リーグ西地区のドジャース戦は今季9試合で9本目とキラーぶりを発揮している。2日(同3日)のカード初戦では4回に一時同点となる18号2ラン。3日(同4日)の第2戦では4―4の4回に19号決勝ソロ、9回にはダメ押しの20号3ランを放っていた。

 ドジャースタジアムでは5試合連発。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、同球場では1959年のウィリー・メイズ(ジャイアンツ)らに並ぶ同一シーズン最長記録で、5戦連発の7本は最多記録。出場42試合で19本塁打と敵地で無類の強さを見せている。

 本塁打王争いでリーグトップを独走する大谷翔平(ドジャース)の27本とはこれで5本差。オズナ(ブレーブス)を一気に抜き去り、Dバックスの主砲が単独2位となった。昨季まで2年連続30本塁打以上のウォーカーが大谷のライバルになりそうだ。

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